このコラムでは、強迫性障がい(OCD)の方が働く(在宅)で稼ぐ方法について、
私たち、就労継続支援B型カチカがご提案できることをお伝えします。

私たちは、IT・ホームページ・事務に特化した就労継続支援B型カチカを運営しています。
就労継続支援B型事業所は、現状、何かしらの理由で通常の事業所で雇用されることが難しい方が、
就労訓練を行うことができる福祉サービスです。

私たちの就Bは、様々な障がいや難病の方から利用したいと相談いただきますが、
強迫性障がい(OCD)の方からご相談をいただくこともあります。

強迫性障がい(OCD)は、不安を引き起こす強迫観念とそれを緩和するための強迫行動という2つの症状があります。
強迫観念は、恐怖や不安を引き起こす不合理な思考やイメージで、
例えば「手が汚れている」、「窓が開いたままである」などです。
これに対応する強迫行動は、洗う、チェックする、順番通りに並べるなど、
特定の行為を繰り返すことで不安を緩和しようとする行動です。
これらの行為は、日常生活を中断させ、仕事のパフォーマンスを妨げるため、
一般企業で働き続けるのは簡単ではありません。

私たちは、強迫性障がい(OCD)の方に、
ホームページやデザイン、システムなどのスキルを訓練で身につけていただき、
実務経験を積みながら、将来的に、在宅で稼げるようになっていただくためのプログラムと業務をご用意しています。

また、一人ひとりの症状に合わせた働き方も、できるかぎり実現できるよう、職員一同努力しています。
例えば、市区町村が認めた方は、就労継続支援B型であっても、在宅テレワークで通所していただくこともできます。
在宅であっても、zoomなどを通じて、プロのデザイナーやエンジニアが指導しますので、
実践的なスキルを身につけていただくことができます。

強迫性障がい(OCD)の症状は予測不可能であり、これらの症状を管理するためには柔軟な勤務スケジュールが必要です。こまめに相談しながら、通所時間を柔軟に調整することが可能です。

強迫性障がい(OCD)の方は、周りに理解されづらい症状に苦しんでいます。
まずは、私たちスタッフが理解し、しっかりとサポートすることが何より大切なことだと考えていますので、
日々、障がいや病気について勉強し、サポートできる職場環境を作れるようにしています。

就労継続支援B型カチカは、ホームページやデザイン、システムの訓練をしていただき、
将来的に、自分で稼げる力を身につけることを目的としています。
例えば、パソコンをこれまで触ったことがない方であったり、
ホームページやデザインなどが全くの未経験者の場合、
1年~5年くらいかけて、ホームページやデザイン、システムの基礎を身につけていただきます。
その後、実践訓練を通じて、仕事で使えるスキルを身につけ、
最終的には、就労継続支援A型や一般就労、フリーランスなどで稼ぐ力を身につけてもらいたいと考えています。

強迫性障がい(OCD)の方にとって、将来的に在宅で稼げるスキルを身につけることができる
メリットのある場所だと考えています。
私たちは、ホームページ制作事業も展開しているため、
将来的に、社員や外注パートナーとして在宅で働くことも、
がんばり次第では可能です。

まずは、就労継続支援B型カチカが、どのような事業所か、気軽に話を聞いてみませんか?

現在、利用者をお考えの方からのご相談を受け付けています。
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