|9月・十五夜のお月見〜中秋の名月を楽しむ

 

こんにちは。

今回は、9月といえば欠かせない「十五夜」についてご紹介します。

澄んだ秋の空に浮かぶまん丸のお月様は、昔から多くの人に愛され、親しまれてきました。

 

|十五夜とは?

 

「十五夜(じゅうごや)」とは旧暦の8月15日の夜に見える満月、もしくはその夜のことを指します。

現在の暦に直すと、だいたい9月中旬〜10月上旬にあたります。

特に「中秋の名月」とも呼ばれるこの満月は、一年で最も美しいといわれてきました。

 

月が高く澄んだ秋の空に輝く姿は、夏の暑さが和らぎ、秋の訪れを感じさせてくれる象徴です。

 

|お月見の由来

 

十五夜のお月様の習慣は、中国から伝わったとされています。

平安時代には貴族たちが船を浮かべ、水面に映る月を眺めながら和歌や管弦を楽しんでいました。

やがて庶民の間にも広がり、秋の収穫を感謝する行事として定着しています。

 

|お月見に欠かせないもの

 

🌕️お月見の団子

 

まん丸の団子を月に見立てて供えるのが定番です。

数は「十五夜」にちなんで15個が一般的。

 

🌾ススキ

 

魔除けや豊作祈願が込められ、稲穂に見立てて飾られます。

 

🍇秋の味覚

 

ぶどうや栗、梨、柿などの旬の果物を添えて、自然の恵みに感謝します。

 

|十五夜と十三夜

 

実は「十五夜」だけではなく、約1ヶ月後の十三夜(旧暦9月13日)にもお月見をする習慣があります。

十五夜だけ見るのは「片月見」」といわれ縁起が悪いとされているため、昔の人々は両方を楽しんでいたのです。

 

|現代のお月見の楽しみ方

 

・ベランダや庭先で団子とお茶を用意して月を眺める

・スマホで写真を撮ってSNSにアップ📱

・家族や友人と「秋の夜景」を語らう(話す)

 

|まとめ

 

9月の十五夜は、ただの「満月」ではなく、古くから続く日本の風習と深く結びついた特別な夜です。

季節の移ろい(※季節が移り変わること)を感じながら、今年はぜひ「お月見団子」とともに月を愛でるてはいかがでし