お久しぶりです。以前夢の話をした人です。
私は読書が好きです。
小さな頃、優しい魔女が子供たちを接待する絵本をお母さんに何度も読んでもらいました。
それと近所に図書館があったので、よく通っていました。通いすぎて顔覚えられて、裏でくすくす笑われるようになったので(被害妄想のし過ぎかもしれませんが)もう行ってないです。
そして私は友達があまりいなかったので、読書をして休み時間を過ごしていました。
休み時間が10×5だとして、昼休みが30分くらいはありましたので学校終わった後の時間も含めて、一日で一冊読めそうなくらいは読書していました。
というわけで、今回は読書してみないか?みたいな文章を書けたらいいなと思います。
強制的に読書してくださいではなく、興味持ってもらえたらうれしいな~くらいなので、軽い気持ちで読んでくださったらありがたいです。
小さな頃、一度くらいは学校で読み聞かせとかありませんか?
もしくは国語とかの授業でも強制的に文章を読まされるので、そういうの苦手だったことありませんか?
私は読み聞かせも国語の授業も大嫌いでした。そもそも学校が嫌いでして、勉強するのが苦手でした。
でもなぜか毎回国語のこの時の登場人物の心情を述べよとか、線を引けとかそういう問題で間違えたことがあまりなく、もしかして私勉強で読まされるものが嫌いなだけで、本は好きなんじゃないか?という気づきから始まりました。
母親がよく図書館に連れて行ってくれて、当時漫画が結構置いてあったので、最初のころは漫画ばかり読んでて、小説なんて読まなかったのですが、小学校5年生くらいの頃、とある吸血鬼物の児童向けの小説を読みだしてから、私の読書人生は始まりました。
その小説はひらがなだらけで今読もうとしたらたぶんひらがなのあまりの多さに立ち眩みがしそうですが、当時勉強があまり得意でなかった私にはちょうど良く、しかも内容が結構暗くて(主人公が吸血鬼になって初めての親友が亡くなったり、結構メインのキャラ(顔がいい)が裏切ってメインキャラ(めちゃくちゃ愛嬌があっていい兄貴みたいな感じの人)を殺したり、主人公の師匠が亡くなったり……当時はあまり深く考えなかったけど、今思うと結構えぐかったです)当時厨二病(思春期特有の痛い人みたいな感じです)も患っていて、友達もいない私には心の支えとなり、今でも全巻実家に置いてあっていつでも読める感じです。
ただ、単行本なので、でかい、持ち運べない、重いの三銃士を備えています。
ちょっと今の私の暮らしてるところには置けなくて、悲しいです。
第二の出会いは図書館でありました。中学生くらいの頃です。
当時動画サイトでラジオドラマ(20分間くらい本に沿って演技してくれるやつです)を聴くのにはまってて、それきっかけでたくさんいろいろな本を読むきっかけになりました。
特に好きだったのが、一つのうわさがあってそれを調査していったらなんか不思議なことに巻き込まれたり、学校生活で異変が起こってきて、いろいろな怪奇現象に見舞われる話と、夫を待つ妻が夫が帰ってこなさすぎて、だんだん病んでく話とか、結構暗い話を好んで読んでいました。
夫を待つ妻の話は、夫が仕事大好きというか、仕事が終わらなくて、妻にわざわざ待ってなくてもいいんだとかいうんですけど、妻としてはおいしいご飯を出来立てで食べさせたいし、できるだけ夫との時間大切にしたいしで、永遠に両者譲らないので、妻の友達が妻の方にあんまり一人でいるのよくないんじゃない?とか言ってはがきを分別するバイトをさせるのですが、そのはがきにおかしなのが混じってて(子供からの宇宙人を見たんですみたいな内容のものが何枚か来るんです)それにのめりこんでしまって、宇宙人実在するんだ!みたいな感じで余計にこじれて最終的に妻は行方不明になって、夫は労働のし過ぎで亡くなってしまうという終わり方が本当に大好きでした。古い小説ですので、今じゃありえないことが結構ありえてしまいます。
携帯もなかった時代の話ですので、すれ違いでこじらせることが多いですね……
今でも文庫本を持ってるので、それは自宅に持ってきてます。同じ作者さんの地球が滅亡する一週間前の世界で、彼氏に会うために頑張る女性の話も狂ってて好きです。(夢と現実の区別がつかなくて、現実にいるのに夢だから現実に帰るねみたいなこと言って外で寝てる少女とか出てきます)
水族館の話はどことなくじめっとしている雰囲気が大好きです。
最後のセリフにぞくっと来るので大好きです。
私が買おうと決意した時にはもう絶版になってて圧倒的紙の本派の私としては泣いてしまったのですが、電子で買ってあって2年前に再読して、めちゃくちゃよかったです。
私の語りだと陰鬱な話に思われるかもしれませんが、一応青春小説ですので、序盤は割とさわやかな風が吹いてるんですよね、だんだん湿気帯びてきたな~って思ったら故毛生えてたみたいな感じです。終盤は賛否分かれるかもしれませんが、私は大好きです。
その他にも精神病を題材とした小説とか、なんか何読まされてるか全くわからない小説とか日常のありがたさに気づける小説とか、いろいろ読んでます。でも私自身の根っこが暗い性格で、しかも暗い話を好むので、暗い展開が多いです。でも、ほっこりする話も同じくらい大好きなのでよく読みます。ほっこり3割、暗い7割くらいです。(やっぱり暗い話の方が読んでるじゃんかという突込みがありそうですが、聞こえないので無問題です)
最近のお気に入りは一人の崖っぷち(職なし、家無し)の女性が、とある演劇サークル(いろいろやばい、後がない感じ)のチラシを見て、その演劇サークルに魅せられ、その演劇サークルに入って演劇サークル(崩壊寸前)を活動できる状態までもっていく話がめちゃくちゃ好みでした。
これは最初から最後までギャグで、笑えます。多分全人類好きです。ライトノベル好きな方とか特に好きなのではないでしょうか?(結構砕けた文章な気がしました)オチも笑えて本当に最高です。
演劇とか好きならなおのこと好きになれる可能性を秘めてる作品だと思ってます。
私は高校の頃、演劇をやっておりまして、演技をしたいのにずっと裏方でいることと、独りぼっちという状況に耐え切れず、途中でやめましたが、やはり演劇自体は大好きだという気持ちに気づかせてくれた小説ですね。
この小説読んでから演劇関連の悪夢が緩和されてきました。いい作品はいい影響を与えてくれます。
過去の傷をいやしてくれるポテンシャルを持っている、それが小説だと私だけ個人的に勝手に思っておりまして、勝手に読んで、勝手に救われてるだけだから誰も文句を言いませんし、登場人物と自分が似てたりする場合もあって、面白いなあと思ったりもできます。
たとえば、私の好きな小説家さんで、欠陥を抱えた少年少女たちが出会って物語が始まる感じの話がすごく得意な方がいて、その方の文章に私はだいぶ救われました。別に比較しなくてもいいんじゃんと頭ではわかっているのにどうしても他人と比較して、自分はクズだとか思ったりするのですが、その方の小説では、欠陥があることが問題ではない感じで、ひねくれててもいいじゃんか、と言ってくれてるみたいに個人的には思ってしまっていて、勝手な解釈だから、なんか申し訳なくなるし、多分作者さんの意図とはずれてるかもしれませんが、生きてりゃいいことあるよ、とか言われてる気になるんですよね。その作者さんの小説を読むと……
話をはじめたら止まらないことで有名な私ですが、そろそろやめないと文章量がえげつないと思うので、ここまでにしようかなと思います。
私の文章は非常に読みにくいと思います。
私の感情がめちゃくちゃ乗ってて、脂がのってる魚ですか?って感じですし、小説のタイトルを出していいかもわからなかったので、私の覚えてる範囲の話になるから誰にもわからない小説の話を延々としてる感じでしたが、どうでしたでしょうか?
私の陰鬱小説ストーリーを見て、気になる!という方がいらしたら幸いです。こっそり喜んでおきます。
君も一緒に読書をしないか……?
あとこれは余談になるのですが、私が嫌いと言った教科書に載ってる小説も案外捨てたものではないです。
やはり名作が収録されてて、私の好きな作家さんとかの話も今思い返すと入ってたかなと思います。ううん、なるほど、推せる!(言語化できないけど好きって意味です)って感じです。
最近の教科書に私の大好きな小説家さんの書き下ろしの小説が入ってたりして、その情報を聞いた時、すっげえうらやましい!!!ってなりました。歯ぎしりしましたね、うらやましすぎて。血の涙も出てたかと思います。
それでは皆様、良い一日を!くだらない話に付き合っていただいた方、ありがとうございました!