『音楽人Eの生活』(エッセイ?)②

2.歴代所持楽器

2-1 100均のラメ入りリコーダー

ジャーマン式のソプラノリコーダー。幼稚園生時代の音楽会にて使用。確か、『山の音楽家』を演奏した。卒園後、何を思ったのか、足部菅(一番下のベル状のパーツ)に香り付きペンの軸をぶち込み、抜けなくする。

2-2 ドーナツ屋さんのおまけの笛

某ドーナツ屋さんのスライドホイッスル。2006年のおもちゃセットについていた物らしい。グリップの先にライオンがついているが、触り過ぎてタテガミがもげている。そして、そのタテガミは今も見つからない。

2-3 フランス製のクラリネット

B♭菅のクラリネット(黒い縦笛)。中学生時代の部活動で使用。心配し過ぎて、ジョイントにグリスを過剰に塗る。そして、逆にコルクが膨れて抜けなくなる、「罠」……。

グリス塗り過ぎ、ダメ。ゼッタイ。

2-4 日本製の篠笛(プラスチック製)

八本調子の横笛。高校生時代に選択した音楽の授業で使用。休み時間に、誰も知らない様なアニソンを吹いて遊んでいた(父の持っていたCDに入っていた曲で、車でよくかけていた。何という曲名で、どの作品のものなのか、今も分からない)。

2-5 篳篥(ひちりき)

ダブルリードの雅楽器。入門用のプラスチック製。出会って30秒で音を出す。それよりも、付属品の調子笛(音叉の代わりのもの)に手こずった。

息を吹き込むんじゃなくて、吸うんかい! (危うく喉を傷めるところだった)

2-6 日本電機メーカー製電子ピアノ

小学生中学年頃、鍵盤の少ないキーボードではピアノの練習に限界を感じた為、乗り換え。そして、乗り換え早々に付属の椅子を壊す。

プリセットの曲に好みのものがあったが、付属品の楽譜を失くしたので、(どうせ見ても読めないけど、)結局耳コピして演奏。

 

――――

おわりに

いかがでしたでしょうか。

今までお話ししてきた通り、私は楽譜の読み書きが出来ません。それでも、私は音楽に生きています。

 

凸凹道を、躓きつつも歩める日もあれば、迷ってしまう日もあるでしょう。しかし、その日々に無駄な日など一日もありません。一分一秒全てに、「あなたらしさ」が凝縮されていると私は思うのです。

私達一人一人には、自分だけの色で世界を彩り、自分だけの形を築く力が備わっています。

 

色や形が違ったって、はみ出したって良い。

自分にしか表現出来ない世界観を、大盤振る舞いしていこう!

未来を創るのは、代えの利かない「あなたらしさ」です。

 

最後までお付き合い頂き、誠にありがとうございました。

――自分色の音色で。(終)

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1件のコメント

  1. 楽譜読めないけど、音楽に生きている。私も小さい頃通っていたピアノ教室で楽譜が読めないと言い出せず耳で覚えていたのを思い出しました。私は嫌になってやめてしまったんですけどね。
    今の好きなことは自分の世界の彩りとして大切にしていきたいです。

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