1.音楽のある日常生活
1-1 夢で聞いた曲を採譜出来る
面白い事に、夢の気分も反映されており非常に興味深い。例えば、楽しい気分の時は明るい曲だし、安らいでいる時はしっとりとした曲が流れてくる。作曲理論や音楽心理学を学べば、何か分かるかも知れない。
1-2 生活音の音名が分かる
例えば、電車のブレーキ音や教室で椅子を弾いた時の音など。ただし、私の場合は、良い感じに音程が定まっている物に限る。
1-3 楽譜が無くても、聴音して弾ける
作品が古過ぎて楽譜が絶版となっている場合や、ドラマのBGMやCMソングなど、(存在するケースもあるが)楽譜が市販されていない場合に便利。
市販の楽譜は、採譜するのが面倒臭い人が買うものだと思っていた。
1-4 未経験の楽器でも、少し触れば曲を演奏出来る
どこを触ればどの音が鳴るかさえ分かれば、(奏法はともかく、)どの楽器でも簡単なメロディはすぐに演奏出来る。
(例:夏祭りで購入したウクレレで、昭和の歌謡曲を弾く)
1-5 その時の気分を、曲に出来る事もある
推しキャラの声優さんがお亡くなりになった時、自然と悲しい曲が浮かんできた。
1-6 吹奏楽部時代、自分だけ楽器がなかなか決まらない
B♭クラリネットとテナーサックスで、引っ張り合いになっていたらしい。顧問曰く、「先輩達が、二時間話し合って決着がついた」との事。
ちなみに、結局クラリネットパートになったが、「最初から全音出る人は、なかなか居ないから!」と先輩に声を掛けられ、セクション決めで入部早々1stにされてしまう(戦慄)。
1-7 理論を知らなくても、頭の中で何となく作曲出来る
作曲理論を知らないどころか、楽譜すら読めるか怪しい……。もっと勉強して、素晴らしい曲を作ってみたいものだ。
1-8 調律時にチューナー要らず
吹奏楽部時代、チューナーが旅に出た(=どこかに紛れた)際に、帰ってくるまで自分でチューニング。
ギターの授業では、クラスメイトが先生にチューニングして頂く中、一人だけペグをグリグリ。
1-9 上手くすれば、聞いて秒で弾ける
リアルタイムで弾く事も可能だが、大体自分の音で聞き取れないか、(短期記憶が貧弱なので)フレーズをすぐ忘れる。
1-10 人の鼻歌にコード(伴奏)を付けられる
ふとした時、母の鼻歌に伴奏をつけて弾いていた。意外にもしっくりきて、二人して爆笑。自分でもびっくり。人に幸せを運べる、音楽の無限の可能性を再確認した。
1-11 ヒーリングミュージックの音名が分かってしまい、全然休まらない
それはそれで、自分で分析出来て面白いっちゃ面白いんだけど……。
ヨガのシャヴァ―サナのポーズ時、クールダウンのハズが、いつの間にかBGMとの戦いに。休息に集中すればするほど、音名が聞こえてきてしまう。例えるならば、寝ている横で絶え間なくお喋りされている感じ(泣)。
1-12 「この曲、何だっけ……?」を忠実に再現出来てしまう
メロディラインだけでなく、何となくコードまで分かってしまう。しかし、未だにコードネームが分からない。更に、これだけ分かっていても何の曲か迷宮入りしてしまっている曲も……。誰か教えて!
1-13 楽譜が読めなくて困っても、音源を聞いて演奏
吹奏楽部時代、楽譜が読めず、動画サイトにupされているサンプル音源を聞いて何とかしていた。
学年が上がり後輩が入ってきた時の、あの戦慄を忘れはしない。ありがとう、某有名動画サイト。ありがとう、バンド楽譜出版社。
1-14 人見知り過ぎて「良い曲だね! 何て曲?」と聞けず、死物狂いでノートにドレミ譜を書き起こす
帰宅後、一目散にピアノへ駆け寄り、リズムを忘れないうちに耳コピ。そして、スマホの鼻歌検索アプリに聞かせ、事無きを得る……。
こればかりは、私の悪い癖である。必死にならずとも、肩肘張らずに話せる様になりたいものだ。
(続く)