毎日書いていただいている日報ですが、何を学んだのかをアウトプットすることで知識を定着することにもつながっています。

そして、最近では日報を提出しているページに、小説やエッセイを書く人が増えてきています。

小説やエッセイを書くことで文章力が上がることのほかにも、自分の感情を吐き出すことで悩みや不安を解消する効果も期待できます。


今回、「利用者さんによる小説novel」というカテゴリを新規作成することになりました。

さまざまなメリットがあるので、ぜひ皆さんも小説やエッセイを書いてみませんか?

 

誰でも小説やエッセイは書ける

小説やエッセイを書く、と聞くとハードルが高く感じる人もいるかもしれません。

ですが、そこまで大それた内容を書く必要はないのです。

 

人生というのは、1人1人全く違うものです。あなたの人生は、あなたしか経験していません。

親との関わり、幼少時代、仕事、どんな恋をしたか、あなたと全く同じ経験をした人はいないはずです。

 

それぞれ違う人生を歩んでいるからこそ、ぜひ小説に書いてみてはいかがでしょうか。

 

小説やエッセイを書くメリット

小説やエッセイを書くメリットを、具体的に解説します。

 

①文章力が上がる

小説やエッセイを書くことで、文章力が上がるのが1つ目のメリットです。

 

とくに、仕事をするうえでは伝えたいことを、正確にわかりやすく伝えられるように文章が書けることはスムーズなコミュニケーションには必要です。

 

また、小説やエッセイを書き続ければ、パソコンのタイピングも早くなるなどの効果も期待できます。

 

②自分で考える習慣が身に付く

小説やエッセイには答えがないからこそ、自分で考えてかたちにする力が身に付きます。

 

とくに、小説は物語の流れを考えるなど、常に頭を使って物事を整理するので、論理的に考える思考力も自然と備わっていきます。

 

③自分の心を表現できる

小説やエッセイは、自分の気持ちや考え、感性などを自由に表現することができます。

自分の知恵や経験を他の人と共有することで、他の人の人生の手助けにつながるかもしれません。

 

また、他の人の小説やエッセイを読むことで、新たな発見や気づきも得られるというメリットもあります。

 

④癒し効果にもなる

小説を書くだけで、癒し効果も期待できます。

仕事をするとなると、責任感や重圧から疲れてしまうということもあるでしょう。

 

その中で、仕事以外に自分を表現できる時間をもつことは、ストレスやプレッシャーを和らげることができます。

 

毎日日記を書いている人は感じたことがあるかもしれませんが、手で書くという行為はそれだけで自分の感情を整理できる効果があります。

 

⑤学習意欲がわく

小説やエッセイを書くことに興味がある人は、以前から本が好きな人が多いですが、小説を書くとなるとさらに幅広いジャンルに興味が出てきます。

 

たとえば、宇宙が舞台なら星や惑星についてなど、執筆するジャンルによっては調べなければ書けない内容もあります。

自発的に勉強するのは学校で勉強するときとは異なり、自ら好きで学ぶので知識も身に付くのが早いです。

 

また、執筆をしているときには言い回しや表現など、辞書で調べながら書くことも多いので、国語力も身に付きます。

 

小説やエッセイを書く方法

小説やエッセイは、パソコンで打つだけではなく「音声入力で書く」こともできます。

「書きたいけど頭とパソコンを打つ手を同時に動かすのは大変」という人は、音声入力機能を使うことで、よりハードルが低くなりますよ。

 

人が1分間に話す文字数はだいたい300文字程度、つまり1分間で原稿用紙1枚くらいの文字数をかけるということです。

 

小説やエッセイは140文字程度からでもよい

ただ、小説やエッセイとなると長文になるので、書くための時間や内容を考えるのに時間がかかってしまいます。

 

そこで、まずは短く140文字程度から書いてみてはどうでしょうか。

たとえば「星進一さん」という作家は、3,000文字程度の短い内容で書いていたりします。

 

そのため、文字数は気にせず、まずは140文字だけ書いてみてください。

「140文字」とは、X(旧Twitter)の1回の投稿の上限数です。

 

140文字を毎日続ければ、1ヶ月で4,200文字、1年なら51,110文字も書けてしまいます。

まずは140文字から、「なにかを書く」を始めてみてはいかがでしょうか。

 

大切なのは、まず一歩を踏み出すこと

小説やエッセイと聞くとハードルが高く感じますが、もしかしたらあなたの生きがいになるかもしれません。

最初の一歩を踏み出すことで、また次、また次とつながっていく可能性もあります。

 

誰でも最初は下手なものです。

自分が「やってみたい!」と思うなら、ぜひやってみましょう。

その場所として、「利用者さんによる小説novel」を利用して、あなたの人生や経験を誰かに表現してみてはいかがでしょうか。