【ご実家で虐待を受けていると感じている方へ】

静岡市で障がい者の方のためのグループホーム ウィズリブ馬渕・岳美を運営しているドローンiの宮原と申します。
今回のブログでは、障がい者虐待について取り上げたいと思います。
非常に、繊細なテーマなので、正しく伝わるか不安ではありますが、
今も、どこかで悩まれている方がいるはずなので、そんな方に、届けばと思い書いていきます。

障がい者虐待とは、障害を持つ方々に対して、
身体的、精神的、社会的に害を加える行動を指します。
これには、暴力、性虐待、虐待、放置、いじめ、差別などが含まれます。
障害者虐待は、社会全体の問題でもあり、ニュースなどで取り上げられることも多く、
それだけ、多くの事案が起こっていると言えます。

また、家庭内での虐待は、発覚が難しく、虐待している側も、自分が虐待している認識が無いケースもあります。

虐待されている方からすると、家族から逃げだすのは簡単ではありませんし、
虐待されていますと外部に言うことも難しいと思います。
自分だけが我慢すればいいんだと思い、自分一人で抱え込んでしまう方も多いと思います。
しかし、それでは、何も変わりません。

私たちの利用者様が使った方法は、家族に、一人暮らしをしたいと訴えることでした。
親御さんは、虐待しているつもりは微塵もありませんが、本人は苦しんでいました。
一人暮らしをしたいと、親御さんに言い続けることで、
親御さんが相談員さんにグループホームを探してもらえるよう頼み、
私たちのグループホームで暮らすことになりました。

最初は、私たちも、普通に一人暮らしをしたいんだろうと思っていましたが、
支援員が夕食時に話をしている中で、実は、虐待を受けていたという話が出てきました。
ヒアリングを進める中で、身体的虐待と経済的虐待を受けていることが見えてきました。
例えば、家族の食費や、実家の光熱費を払うことも、場合によっては、経済的虐待に当たるケースもあります。
本人も、家族のことを思って払っていたとしても、他の兄弟と比較して、明らかに負担額が大きかったり、
稼ぎに対して、家に入れている金額の割合が高すぎるケースもあります。

自分が置かれている環境に、少しでも違和感を感じている方がいらっしゃれば、
まずは、私たちに相談してみて下さい。
私たちは、もちろん、個人情報を守りますし、秘密も、ご本人の許可が無い限り口外しません。
私たちは、グループホームの立場になりますので、
どのような支援ができるかはわかりませんが、現状を把握させていただき、
解決策をご提示できるよう努力することをお約束します。

——-グルーホームの見学をご希望の方・相談事業所様へ——–
空き状況は常に変動しますので、
見学ご希望の方は、下記メールアドレスからお問い合わせください。
担当:ウィズリブ馬渕 宮原
件名に、サテライト型グループホーム見学の件 と記載ください。
info@drone-i.co.jp